大阪グルメマップ 難波・日本橋・心斎橋エリア版

そば・うどん(厳選 7店)
大阪グルメマップ そば・うどん
蕎麦は、植物のソバの実をすりつぶして粉状にした蕎麦粉を練り(この時つなぎとして小麦粉・山芋・卵などを入れる場合もある)、延し棒で延ばした後、細く切ったものです。
日本では、蕎麦を食べる時には香りを楽しむために音を立てることが許されているばかりか、それが美徳ともされる珍しい「作法」があります。
そば・うどんについて
日本人のソウルフードともいえる蕎麦ですが、その歴史はとても古く9000年以上前の高知県の遺跡からも発掘されています。
奈良時代には殻を潰してそのまま粥にした「そばがゆ」として食べられ、中国から石臼が伝わった鎌倉時代には粉にして団子や餅のようにした「そばがき」や「そばもち」が食べられていました。
現在の麺状の蕎麦は、室町時代から江戸時代に食べられるようになったそうです。
蕎麦を食べる文化は、実は日本だけではなく世界中にあります。
麺類としての蕎麦も、イタリアの「ピッツォッケリ」、韓国の「平壌冷麺」、中国の「ヘイロ」など世界で食べられています。

蕎麦は多くの人に愛されている一方で、アレルギー物質としても知られています。
蕎麦アレルギーの人が蕎麦を食べると、アナフィラキシーショックを起こす危険性があります。
大阪グルメマップでは、アレルギー体質の方の為に「指差しコミュニケーションツール」をご用意しています。
言葉が通じなくても指差しで意思を伝える事が出来ますので、是非ご利用ください。

うどんも蕎麦と同じように古くからありますが、起源は定かではなく諸説あります。
庶民に広まったのは、蕎麦と同じ頃である江戸前期と言われています。
うどんには、大きく分けて「手打ちうどん」と「手延べうどん」の2種類があります。
手打ちうどんは、麺を作る際に「踏む」という工程があって「コシ」と呼ばれる弾力が強いのが特徴です。
手延べうどんは、2本の棒に両端をかけて伸ばしていく工程があり、コシはありませんがつるっとしたのどごしが楽しめます。

最近は海外で「UDON」がブームになっており、アメリカやロシア、アジアなどにうどん屋が進出し、行列が出来るお店となっています。
今後は海外に行ってうどんを食べる機会が増えると思いますが、うどんをすする音量には気を付けましょう。
海外ではヌードルハラスメント(ヌーハラ)として、とても嫌な顔をされてしまいます。

蕎麦もうどんも同じお店で提供される事がほとんどで、メニューも共通です。
人気のメニューには、汁をかけただけの「かけそば(うどん)」、麺本来の味が楽しめる「ざるそば(うどん)」、人気の和食と合わさった「天ぷらそば(うどん)」、生卵を月のように浮かべた「月見そば(うどん)」などがあります。
他にも多種多様なメニューがあるので、毎日食べても飽きる事がありません。

関東と関西では、汁に大きな違いがあります。
関東では、鰹節から出汁をとり濃口醤油で作った黒い汁が特徴で「つゆ」と呼びます。
関西では、昆布や鰹節などから出汁をとり薄口醤油で作った透明な汁が特徴で「だし」と呼びます。
特に関西人は、関東風の蕎麦やうどんを初めてみるとショックを受ける事が多いです。
東京から来た海外の旅行者をミナミで蕎麦やうどんのお店に連れて行く際は、驚かれるかもしれないので説明してあげてください。

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