大阪グルメマップ 難波・日本橋・心斎橋エリア版

洋食(厳選 7店)
大阪グルメマップ 洋食
「洋食」とは、西洋料理を元に、日本で独自に発展した料理を指す、日本料理の一カテゴリーです。
歴史的には、幕末以降の諸外国との交流により、洋食(西洋料理)が広まりました。
日本向けにアレンジされたポークカツレツ(後のとんかつ)、カレーライス、コロッケ、カキフライ、エビフライ、オムライスなどがあります。
洋食について
とんかつは、フランス料理のパン粉を付けたお肉を焼く「コートレット」という料理が起源です。
日本ではコートレットは揚げるという料理法にアレンジされ、「カツレツ」になりました。
牛カツやチキンカツ、メンチカツなどもこの流れです。
大阪ではひと口大の材料にパン粉を付けて揚げる串カツ(串揚げ)が独自に発展して、1つのジャンルになっています。
ミナミの串カツ(串揚げ)のお店については、専用のカテゴリーをご覧ください。

コロッケは、フランスなどの西洋料理「クロケット」が起源です。
クロケットは、クリームソースにひき肉や野菜を混ぜて揚げたもので、日本ではクリームコロッケにあたります。
コロッケは、茹でたジャガイモにひき肉などを混ぜて揚げるポテトコロッケとクリームソースを使ったクリームコロッケに分けられ、洋食では主にクリームコロッケがコロッケとして提供されます。

カレーライスは日本では定番の料理で、ほとんどのレストランのメニューにあって繁華街には専門店も多くあります。
カレーと言えばインドですが、日本のカレーはインドカレーではなくイギリス経由で広まった欧風カレーです。
日本のカレーは国民食として進化を続けた結果、今や立派な日本食と言えます。
とんかつを乗せたカツカレーやコロッケカレーなど、他の洋食との相性も抜群です。

洋食の中には、料理そのものではなく調理法である「鉄板焼き」も含まれます。
肉や野菜を鉄板で焼いて提供する世界中にある調理法ですが、日本では独自の食文化として発展しています。
鉄板焼きのお店では、店内に大きな鉄板付きのカウンターがあり、料理人がそこで焼いて切り分けてお客に提供します。
その際に、食材に火をつけたり調理器具でジャグリングを行うなどのパフォーマンスをする事もあります。
日本の鉄板焼きは、海外でも「Teppanyaki」という名称で知られています。
大阪には、お好み焼きという鉄板を使った料理の文化があり、ミナミには鉄板焼きのお店が多くあります。

このように、日本の洋食は海外の料理から独自に発展した料理で、世界に誇れる日本の食文化です。

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